最近、娘はよく手紙を書いている。
携帯メールも無い小学校一年生。
手紙を書いては、学校のお友達に渡しているらしい。
僕の小さい頃を思い返してみると、手紙を書いた記憶が無い。
やはり女の子なんだろうな。
そんな事を考えながら、手紙を書いている長女を見つめる。
長女は、僕の視線に気が付いたらしく、
体をひねり、手紙を体全体で隠した。
僕は、「なんで隠すのさ〜!」と長女に不信感。
長女は、「お友達に書いてるんだから、見ちゃダメ!」と応戦。
「まあ、子供でもプライバシーはあるよな」
そう考えた僕は、チラチラと子供の方を見ながらも
気にしないフリをする。
たまに長女と視線が会うが、長女は首をナナメ上に勢いよく上げ
「フンっだ!」とプンプン顔。
「俺が何をしたって言うんだ・・・」
俺は長女と楽しく遊びたいのに、手紙にちょっと嫉妬する。
10分ぐらい後だろうか、長女が机から離れた。
机の上には手紙がある。
長女は、「絶対に見ちゃダメだからね!」そう言い残してトイレに行ったようだ。
はい。
わかってます。
ダメですよね。
見ません。
手紙は、長女に見ちゃダメって言われてます。
まあ、見ますよね(笑)
部屋の角を長女が曲がり、姿が見えなくなった瞬間、机にダッシュ。
手紙を見た瞬間、僕は全身の力が抜け、フラフラと膝が落ちた。
「ま、まさか・・・・。まだ小学一年生だろ」
そんな事はありえない。
同時に、「やはり俺の子供だな」そうも思う。
手紙の内容は、これだ。
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小学一年生の娘にいっぱい食わされた。
手紙に「だめ」って書いてあるとは。
「ま、まさか!」
そう思い、首を少しだけ横に動かしながら目だけで後ろを見る。
そこには、壁から少しの手と半分の顔。
長女が、真顔でジーッと僕の方を見ているではないか。
もう、これはどうしようも無い。
言い訳のしようが無い。
ハメられた(笑)
僕は長女に、
「消しゴムのカスでネリ消しっての作れるんだぞ、知ってる?」
机の上の消しゴムのカスを集めながらツラっと言った。
そう、何も無かったように。
もちろん、そんな会話には乗ってこない(笑)
僕が不利。もう、砂漠でラクダに逃げられたぐらい絶望的だ。
僕は、長女に謝った。
「ごめんね、パパ手紙見ちゃった」
長女は、「いいけど、もう見ちゃダメだよ!」
そう言って、許してくれた。
僕は、「こんなずるいパパは嫌い?」
ちょっと寂しかったので、そう聞いてみた。
長女は、「バカだね、どんなパパでも好きに決まってるでしょ!」
そう言いながら、首にぶら下がるように僕に抱きつく。
たぶん、オレの目は真っ赤だったろうな。
シルバーウィーク、初日と2日目に友人たちとキャンプへ出かけた。
場所は、サミットが行われた洞爺湖だ。
北海道の秋は、なめちゃいけない。
昼間とは違う夜の顔。
気温が下がり、下手をすれば凍え死ぬ。
特に、その日は10月中旬の寒気が来ていて
北海道の一部では雪が降った。
キャンプでは、カヌーに乗ったり酒飲んだり。
BBQして飲んだくれるというのが、いつものお約束。
夜の寒さも、熱燗で乗り切った。
僕は、相変わらずの泥酔っぷりで
星空を見ながら寝てしまったようだ。
ふと目が覚めると体がブルブルと震えている。
あぶねえ、もう少しで凍死してしまう所だった(笑)
震える体を起こし、テントへ行き寝袋に入る。
「暖かいなぁ」
そんな事を考える間に、また就寝。
朝方、あまりの腹痛に目が覚める。
昨日のBBQで、生肉を食ったのが当たったようだ。
物凄い勢いで、肛門がノックされる。
ただ、僕は無性に眠いのと、腹痛を天秤にかけしばらく考える。
「無理やり寝たら、腹痛はおさまっているかも」とか、
「実は大ではなく、ただの屁の可能性もある。ちょっと勝負かけてみるか。」
とか、必死で考える。
けど、屁じゃなくて大が出てしまったらシャレにならないので、
眠い目をこすりトイレへ。
その時、ちょうど朝日が。
ここでも、ちょっと悩む。
トイレへ行くべきか、朝日の写真を撮るべきか。
僕は肛門に話しかける。
「お前は出来る奴だ!今までも、色々な試練を乗り越えてきただろ!」
たぶん肛門は、「そんな精神論でこられてもね〜」と言ったはず(笑)
ただね、あまりにもキレイだったので
僕は急いで写真を撮り、ペンギンみたいな歩き方でトイレへ向かった。
しかも、僕らはキャンプ場の端っこでキャンプをしていたので
トイレまで物凄い距離がある。
もう、その辺でしてしまおうかとも考えたが、
他人の迷惑を考えるとね。。。
さすがに、すがすがしく朝を迎えて欲しいじゃない。
朝起きて、テントのそばに人糞があったらねぇ。。。
オレなら泣いちゃう。

 

 

 

 

 

 

朝日って凄いと思った。
誰に見てもらう為でも無く、ずっと昔からそうなんだろう。

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また来年だね。

 

 

 

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