先月、友人達と飲みに行った。

 

一軒目は居酒屋で、二件目はバーで飲んだ。

 

も楽しく飲める仲間で、たまに一緒に飲む。

 

 

それからしばらく経ち、先月飲みに行った友人の1人が、僕の家に遊びに来た。

 

どんな流れでそうなったのかは忘れたが、友人が

 

「いや〜先月さ、金が無くなっちゃって、100円マックばかり食ってたわ」と言った。

 

俺は何も考えず、「お前さ、金が無いなら飲みに行くんじゃねえよ」と。

 

 

 

確かに、今は不景気。世界も日本も北海道も札幌も不景気。

 

個人で仕事をしていると、刺さるような痛さが体感できる(笑)

 

個人事業主の友人も例外では無く、不景気らしい。

 

ただ、独身なのでどうにかなるみたいだ。

 

「本当は彼女欲しいんだけど、金も無いと結婚も出来ないと思うから、女に興味無いって言ってるんだ」

 

そうも言ってた。それを聞いた僕は複雑な心境だ。

 

 

 

 

 

友達と酒は飲みたい。しかし、おごって貰うと気兼ねして楽しく飲めない。

 

そういう事なのかな。

 

何気なくでも、「お前さ、金が無いなら飲みに行くんじゃねえよ」と言ってしまった事を少し後悔する。

 

タイムマシンがあったら、「金無いのに一緒に飲んでくれてありがとうな」と言う。

 

 

 

まあ、そんな事を考えながら友人を家まで送った。

 

その時、ふと思った。「お金があまりかからない飲み会をすればいい」と。

 

家で飲んでもいいし、公園で飲んでもいい。

 

けど、それはそれでいいけど、芸が無い。

 

その時、アイデアが浮かんだ。

 

「なあ、焚き火しよう」

 

「はぁ?何で焚き火?」

 

当たり前の反応だ。意味わからんもんな。

 

前置きも無く、焚き火しようって言われてもね(笑)

 

 

「いや、焚き火をしながら酒飲んだら楽しいんじゃないかと思って」

 

僕は焚き火が好きだ。火を見るっていうのは、心地よい。

 

前に友人とキャンプに行ったときもに、「焚き火っていいな」と話したのを思い出したのだ。

 

 

友人は、「いいよ、じゃあ行くか」と了承してくれた。

 

ここで重要なのが運転手である。

 

幸い?、僕の友達に酒が飲めない人が居る。早速電話をかける。

 

「なあ、焚き火しようぜ」

 

「はぁ?なんで?」

 

相変わらず進歩が無い俺(笑)

 

で、「こいつも誘いたいな!」って思う人を誘っていたら、

 

男8人で焚き火をする事になった。全員同じ年の経営者。

 

よくもまあ、同じ年がそんなに居るもんだ。同級生でも無いのに。

 

 

そして焚き火の予定を立てる。

 

予算は、あくまで低予算。1人1,500円程度。

 

あまり物が無い感じでやりたい。

 

キャンプ用のバーベキュー台やテーブル、ランタンとかもあるけど、なるべく現代機器に頼らないようにしたい。

 

理由は、片付けも楽だし、不便な事も楽しみたいと思ったから。

 

そこで、ブロックと網でバーベキューコンロを現地で作ろうと考えた。

 

その横で、焚き火をすればいい。

 

 

 

早速、ホームセンターにブロックを見に行く。

 

そうすると、寒さに強いタイプとか、色々なレンガやブロックがある。

 

そこで店員さんに、色々と話を聞く。

 

店員さんは、親切に教えてくれて、ブロックやレンガに詳しくなった。

 

また、予算が少ないので食材も限定される。牛サガリは買えない。

 

ネットで色々調べていると、ダッチオーブン(鉄鍋)を使ったブタ汁のレシピを見つけた。

 

その他にも節約レシピや、高級食材の代替品、ダッチオーブンの手入れ方法等を覚えた。

 

以前、懸賞で当たったダッチオーブンが我が家にはあり、それを使う事にした。

 

食べ物は、ご飯を炊いて、ブタ汁作って、焼き鳥を焼くだけ。

 

焼き鳥も業務用みたいな安い焼き鳥を見つけた。

 

 

焚き火の薪をどうしようか考えて居たら、友人の建築屋の廃材を思い出した。

 

廃材を貰おうと連絡すると、焚き火には使わない方が良いとの事。

 

木が腐ったりしないように、化学物質を塗っているので、燃やすと有毒ガスになるとの事。

 

それもネットで調べて、シックハウスについても詳しくなった。

 

色々と調べて、焚き木には流木を使う事にした。

 

流木の事を調べているうちに、潮の流れや、月による潮の満ち干にも詳しくなった。

 

海外からのゴミ問題や、ゴーストフィッシング(廃棄した網に魚がかかる問題)も知った。

 

 

飲み物は、発泡酒と日本酒を熱燗にして飲もうと思う。北海道の夜はもう冷える。

 

酒が飲めない友人には、温かいコーヒーでも作ろうか。

 

 

で、今日、友人とその話をしていたら、「やっぱり明かりが欲しい」との意見になった。

 

悩んで居たら友人が、「俺、たいまつ作るわ」と言った。

 

なんでも、トレジャーハンターという映画を見て、「たいまつっていいな」と思ったらしい。

 

その友人は、リフォーム屋さんなので、余り布を要らない木材に巻き、たいまつを作ってくれた。

 

トレジャーハンターという映画にも興味が出た。早速、ネットで調べた。

 

 

 

 

 

 

一見、意味の無いような焚き火。

 

しかし、何かをしようと動いたら、沢山の情報を得ることが出来る。

 

その知識で、人の役に立つ事だって出来る。

 

 

 

 

 

 

僕は、「人に会う事に意味が無い」と思って行動しない時期が3年ぐらいあった。

 

人に会っても意味が無いっていうのもなんなんで、そういう場所が苦手と言っていた。

 

人間が嫌いとも言ってたかも知れない。

 

 

 

 

しかし、意味が無いって決めるのは、今の僕では無く、将来の僕だって事に気が付いた。

 

 

 

 

それは、昔は意味が無いと思っていた事が、今の僕には物凄く重要な事だから。

 

 

 

 

染み抜きにしてもそうだ。

 

元々営業マンの僕が染み抜きを勉強していた時は、

 

「無駄な事するなよ、売上を上げる事を考えろ」と言われた。

 

実際にそう思った事もあったけど、一生懸命勉強して、結局、起業に結びついた。

 

 

会社のホームページを作り、多少は詳しくなった。

 

結果、ネットに詳しくなり人を助ける事が出来たり、写真を勉強して人に喜ばれたり。

 

 

 

今居る友人達も、その意味の無い出会いから始まっている。

 

沢山、助けてもらった。

 

 

 

僕は仕事が欲しくて、誰かに会うという事はまず無いが、僕自身が成長すれば、

 

染み抜き以外でも、人の役に立てるかも知れない。

 

 

 

アップルの創設者ジョブズの「伝説のスピーチ」で、点と線と言うのがあるが、まさにそれである。

 

誰かに会ったり、何かを学ぶ事で、それが点になり、

 

将来は、それが線になり、人の役に立つかも知れない。

 

結果、それは僕の喜びにもなる。

 

 

目の前にある事に意味が無いと決めて、何もしなければ点も出来ないし、もちろん線にもならない。

 

取捨選択も大切だけど、それが僕に必要かどうかが、今は判らないと思った。

 

結果、誘いをなるべく断らない事にしたし、頼まれ事も積極的に引き受ける事にした。

 

失敗する事もあるけど、その失敗も点になる。

 

 

この選択が良いのかなんて、将来の僕にしか判らないけど、

 

今はそう思っている。

 

考えなんて、成長と共に変わるものだから、「今は」ってのが重要かな。

夏季休暇の為、

 

8/12〜8/16まで店舗休業致します。

 

皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、切にお願い申し上げます。

 

染み抜き化学研究所 代表 佐藤大輔

今月、三回に分けてチラシを撒いた。

 

新聞折込で、4万枚。

 

デザインは、友人の友人にお願いし、印刷は東京に頼み、

 

新聞の宅配センターへ自分で持ち込んだ。

 

サラリーマン時代は、広告代理店の人が全てやってくれていたので、

 

「ああ、こうやってチラシは家に届くんだな」と、とても勉強になった。

 

費用はそこそこかかったが、印刷が物凄く安くてビックリ!

 

昔の感覚から言うと、値段は三分の一になった。

 

メールでデザインを送りお金を振り込むと、何日か後にチラシが届く。

 

う〜ん、ビックリ。

 

 

 

で、効果はというと、まあまあ。イマイチでは無いけど、まあまあ。

 

思っていたよりも、反応は薄い。僕の頭のようだ。

 

 

それでも、意外な所から仕事が来るようになった。

 

手芸店とか、ドレスを作っている職人さんとか。

 

 

ショップとか会社からの依頼も嬉しいのだが、やはり一般客をターゲットにしたい。

 

「チラシは厳しいよ」そう言われてはいたが、本当に難しかった。

 

定期的にチラシを撒かないと効果は薄いよとか、中途半端な枚数ではダメとか

 

教えてくれた人も居たが、やっぱり僕は自分でやった事を信じたいへそ曲がり。

 

 

けど、長い目で見ると良い事だとは思っているのでOKとしよう。

 

 

こういう風に考えると、やっぱり口コミって凄いなと思う。

 

染み抜き専門店って、常連はそれほど多くない。

 

月に一回使ってくれるお客様は少ない。

 

何ヶ月に一回の来店になる。

 

 

通常はクリーニング店ですむので、大切な洋服でクリーニング店でシミが落ちないという条件付きで、

 

当店に来店される場合が多い。

 

「これはクリーニング店で落ちないな」そう思って、染み抜きをいきなり当店へ持ってきてくれるお客様も

 

居るが、ごくわずか。

 

 

人からの紹介で、毎日、毎日、お客さんが来てくれる。

 

チラシを撒いてみて思った。これは凄い事だって。

 

 

クリーニング業は、衰退産業。

 

これは間違いないと思う。

 

クリーニング業だけでは無く、衰退産業は沢山ある。

 

けど、仕方が無いで終わるのか、人の役にたちたいと思うのか。

 

 

僕の仕事は、困っている人を助ける事だ。

 

もちろん助けられない場合もあるけど、困って居る人を助けたら、感謝されてお客様も紹介してもらえる。

 

僕が5年間、この店をやっていて確信した事だ。

 

 

もちろん、人口の減少や高齢化など、さまざまな問題はあるのかも知れない。

 

ただ、クリーニングという物に付加価値があれば、大きくは減らないと思う。

 

付加価値というのは、撥水加工とか防虫加工とかでは無く、

 

クリーニングに出して良かったとか、そういう事だ。

 

 

以前、知り合いのクリーニング店で、そんな話をしていた。

 

そこに外交専門の人が来て、「アイス食う?」と僕にアイスをくれた。

 

アイスを食べながら、「これから高齢化になるしね」みたいな話をしていた。

 

そしたら、「高齢化になるっていうか、俺の客はもう高齢化してるよ」と、アイスを食べながら話した。

 

「え?そしたら売上下がってるの」

 

「いや、前年より伸びてるよ」

 

 

ちょっと考えたが判らないので、聞いてみた。

 

「何で?何かあるの?」

 

「いや、別に〜」と首をかしげる。

 

 

そこで、隣に居た社長が話し出した。

 

「コイツね、年寄りに人気あるのよ」

 

ああ、なるほど。

 

この外交さんに会いたくて、クリーニングを出す訳か。

 

しかし、男前でも無いし50過ぎのおっちゃんに???

 

ただ、人当たりは良いし、この人を嫌いだという人は居ないかも知れない。

 

「パジャマとかタオルケットとかさ、クリーニングに出すと違うねって言ってもらえるんだぞ」

 

そうも話す。

 

 

色々な考えがあるもんだ。

 

お客様からすれば、週に2回も会えるって息子みたいなもんか。

 

いや、息子より多く会っているかも。

 

 

「けどさ、そのお客さん達が死んじゃったら困るんでないの?」 と、僕は意地悪な質問をする。

 

「そん時は、俺もこの世に居ないって」 そう言ってガハハと笑う。

 

 

ちょっと脱線したが、この外交さんは 「クリーニング+人(付加価値)」

 

クリーニングに出すと、週2回楽しいおしゃべりが出来る。

 

 

クリーニングに出して何か良い事あるのか?

 

それはキレイにしてくれたり、家事代行だったり、安心だったり、おしゃべりだったり。

 

それが価値。

 

価値は価値観によって変わるから、色々な価値がある。

 

 

 

僕は2年ぐらい前から、持ってきてくれた衣類についてアドバイスをする事が多い。

 

「この服は、クリーニングに出すときにこう言ってください」 とか、

 

「この服は、自分でこういう方法で染み抜きできます」 とか、

 

「この服は汚れると致命的なので、汚れそうな所には着て行かないで下さいとか」 (笑)

 

 

それも、当店を利用する付加価値になると思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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