2010 2月 16 のアーカイブ

最近、利害関係が無いっていうのは、凄く良い事だと思うようになった。
もちろん、一緒に仕事をする仲間や取引先やお客様。
そういうのも凄く大切。
ちょっと前までは、そういう事に執着しすぎていて、
人脈で仕事に結びつかないかとか、一緒に成長をしたいとか、
視野がとても狭かったような気がする。
まあ、今も広くは無いけど(笑)
社会人になってから、利害関係が無い友人を作るのは非常に困難だ。
若い頃なら、飲み会で会った友達の友達とかあるかも知れないけど。
僕がこういう風に思ったきっかけは、裏の居酒屋だと思う。
いつもは店の端っこの席に座り、日本酒2杯と枝豆食べて550円払って帰る。
元々は酒屋さんだったのだが、コンビニとかに対抗するのは厳しいらしく、
飲ませて売っちゃえばいいじゃん的な事をしている。
街中では無いので、近くの会社の人とか常連さんというのが結構居て、
いつもワイワイ騒いでいる。
僕に話しかけてくる人も居たが、僕は「はぁ」と小さく面白くなさそうにうなずくだけ。
誰にも話かけず、誰にも迷惑をかけず。パッと呑んで、パッと帰る。
何か意味を求めて行く訳でもない。
だが、数ヶ月前から誘いをなるべく断らない事にした。
理由は色々あるけど、一番はせっかく誘ってくれたんだからって事かな。
自分にとって必要な事と、必要で無い事。必要な人と必要ではない人。
それを決めるのは、まだ早いんじゃないかなと思った。
 
その居酒屋で常連さんから話しかけられたとき、
普通に話をしてみた。元々、話は出来る方だ。
それからは、行くたびに話しかけられる。
僕は、この人を楽しませなければならないとも考え無いし、
楽しければ笑うし、ボケたり突っ込んだりもする。
常連さんの年齢は、50〜60歳。僕の両親に近い。
大手企業の総務部長や、お医者さん、先生と呼ばれる人。色々な業種の人が居る。
仕事の話なんかはほとんどせず、くだらない話ばかりしている。
ダジャレなんかを聞いて、最初はとても意味の無い事に思えたのだが、
人生を楽しもうとする姿勢に、共感するようになった。
暗い話してもつまんない。楽しい話した方がいい。
そのアグレッシブな生き方は、僕にはとても新鮮だった。
利害関係が無いからって、何をやっても良い訳では無いと思うけど、
僕にとって自分が楽しむという行為は、とても難しい。
人が喜んでくれて、僕が嬉しい。でも、これはエゴかも知れない。
一度、自分の考え方とかを話したら、真顔で
「話して自分を判ってもらおうってのは、弱さだぞ」
そう言われた。
自分の価値は自分で決めろって事なのかな。他人の評価を望むなって事なのかな。
「意味判らないんですけど」って聞いても良かったけど、
あんまり楽しそうな話じゃないし、話をしたそうでも無いし。
今は、何となくだけど意味が判る。
まあ、若いってのもあるだろうけど、
凄く年上の人に可愛がってもらっている。
僕にとっては、利害関係が無いこの人達から学ぶべき事は多いと思う。