10月 2009 のアーカイブ

いきなりだが、昭和50年生まれの僕にとって
ガンダムはヒーローである。
当時はもちろん子供だったので、テレビを見て興奮し、
プラモデルを両親にねだったものだ。
ガンダム、ザクにドム。
ズゴックやハロー。
ストーリーは、もう結構忘れたが
子供ながら、とても影響を受けたアニメの一つだ。
だが、僕の弟は現在26歳。
ガンダム世代ではなく、エヴァンゲリオン世代。
エヴァンゲリオンがどんなアニメなのかは調べて下さい(笑)
僕も弟もマンガが大好きで、たまにそういう話をする。
一緒に居酒屋で飲んで居た時、弟が言った。
「兄ちゃん、俺さエヴァ携帯買ったんだ。スゲーっしょ!」
まあ、↓こんなのです。
僕は、エヴァというアニメがあるのは知っていたが
そこまで興味が持てず、見たことが無かった。
見るチャンスはあったのだろうが、
「ロボットアニメはガンダム以上のものはないだろ」
そう思っていたのかも知れない。
弟は、その携帯を手に入れられた事がよほど嬉しいらしく
エヴァの話ばかりしている。手に入りにくいらしい。
僕が見る限り、弟はかなりのエヴァオタク。
ストーリーや、セリフを一から10まで説明出来そうなぐらい。
そういえば、いつも妹に「兄ちゃんキモイ」と言われていたなぁ。
話を聞きながら、なんか納得いかない僕は、
「けど、エヴァってなんかナヨナヨしたイメージだよな。やっぱガンダムだよ。」
そう言った。
まあ、反抗心というか意地ですね。
弟はビールを飲み、そのグラスをドンと机に強く置き、
「はぁ?ガンダム?」そう言い、視線を合わさず右を向きクスっと笑った。
「あ、なんかこいつ頭に来た」
僕はなんかむかついて、だいの大人が2人冷戦。
アニメの話で、兄弟冷戦。
会計、オレが払ってやったのに
「チース」とかいいやがる。
むかつく。
そんな事があった。
けど、僕の脳はそんなにも優秀では無いのですぐに忘れる。
近所の居酒屋で、マスターとマンガの話になり、
また、エヴァの話になった。
僕は、「なんか、エヴァって受け入れられないんだよね・・・」
そう言うと、マスターは
「俺、エヴァのマンガ全巻あるから、一回見てみたら?」
そう言って、マンガを貸してくれた。
そうだよ。
その通りだって。
面白かったってオチだって。
いや〜、食わず嫌いとはこの事でした。
人造人間+ロボット、弱い青年が強くなる設定、美少女軍団でポロリあり。
これは、中学生とか見たらヤバイよ。
ガンダムと気まぐれオレンジロード足したようなもんだ。
内容も、かなり判り難くて色々考える。
でも、マンガが途中で終わってるんですよ。
もう何年も前に終わってると思ったのに、もう何年も休載中らしい。
続きが気になってどうしようも無い僕は、とりあえず弟にメールを打つ。
「エヴァの最新巻って、いつでるの?」
弟は
「今、またやってるから、多分来年」
いつまで、引っ張る気だよ!
そうも思ったが、興味が無かった俺が言える筋合いも無い。
けど、弟が
「マンガの続きね、ビデオでは出てるからレンタルショップで借りてきたら?」
そうも教えてくれた。
さすが、マイブラザー。
どうやら、マンガとアニメでは微妙に違うらしい。
で、見たんだけど
余計に意味が判らんくなりました(笑)
もう、頭が固いんだろうな。
マンガを貸してくれた居酒屋のマスターも
「早く続きみたいよね」と言っていたので、
マスターにも教えてあげようっと。
ただ、マスターにエヴァと一緒に借りた「魁!!男塾」がどうしても僕にあわず、
全然読めて無い。
いつも、「実はさ〜、意外な人が死んじゃうんだよね〜」と、
僕の講読意欲をそそってはくれるのだが、かなり苦痛です(笑)
最近、娘はよく手紙を書いている。
携帯メールも無い小学校一年生。
手紙を書いては、学校のお友達に渡しているらしい。
僕の小さい頃を思い返してみると、手紙を書いた記憶が無い。
やはり女の子なんだろうな。
そんな事を考えながら、手紙を書いている長女を見つめる。
長女は、僕の視線に気が付いたらしく、
体をひねり、手紙を体全体で隠した。
僕は、「なんで隠すのさ〜!」と長女に不信感。
長女は、「お友達に書いてるんだから、見ちゃダメ!」と応戦。
「まあ、子供でもプライバシーはあるよな」
そう考えた僕は、チラチラと子供の方を見ながらも
気にしないフリをする。
たまに長女と視線が会うが、長女は首をナナメ上に勢いよく上げ
「フンっだ!」とプンプン顔。
「俺が何をしたって言うんだ・・・」
俺は長女と楽しく遊びたいのに、手紙にちょっと嫉妬する。
10分ぐらい後だろうか、長女が机から離れた。
机の上には手紙がある。
長女は、「絶対に見ちゃダメだからね!」そう言い残してトイレに行ったようだ。
はい。
わかってます。
ダメですよね。
見ません。
手紙は、長女に見ちゃダメって言われてます。
まあ、見ますよね(笑)
部屋の角を長女が曲がり、姿が見えなくなった瞬間、机にダッシュ。
手紙を見た瞬間、僕は全身の力が抜け、フラフラと膝が落ちた。
「ま、まさか・・・・。まだ小学一年生だろ」
そんな事はありえない。
同時に、「やはり俺の子供だな」そうも思う。
手紙の内容は、これだ。
image048.jpg

 

 

 

小学一年生の娘にいっぱい食わされた。
手紙に「だめ」って書いてあるとは。
「ま、まさか!」
そう思い、首を少しだけ横に動かしながら目だけで後ろを見る。
そこには、壁から少しの手と半分の顔。
長女が、真顔でジーッと僕の方を見ているではないか。
もう、これはどうしようも無い。
言い訳のしようが無い。
ハメられた(笑)
僕は長女に、
「消しゴムのカスでネリ消しっての作れるんだぞ、知ってる?」
机の上の消しゴムのカスを集めながらツラっと言った。
そう、何も無かったように。
もちろん、そんな会話には乗ってこない(笑)
僕が不利。もう、砂漠でラクダに逃げられたぐらい絶望的だ。
僕は、長女に謝った。
「ごめんね、パパ手紙見ちゃった」
長女は、「いいけど、もう見ちゃダメだよ!」
そう言って、許してくれた。
僕は、「こんなずるいパパは嫌い?」
ちょっと寂しかったので、そう聞いてみた。
長女は、「バカだね、どんなパパでも好きに決まってるでしょ!」
そう言いながら、首にぶら下がるように僕に抱きつく。
たぶん、オレの目は真っ赤だったろうな。