3月 2007 のアーカイブ

これも通年を通して、多いトラブルですね。

僕の家も子供が二人居ますが、しょっちゅうやります(笑)

床やテーブルならば、意外と落とせるのですが

やはり衣類に付いてしまうと家庭では厳しいかも知れません。

子供服ならば、ある程度あきらめもつきますが

カーテンとかに書かれたら・・・。

先日もオーダーカーテンにマジックを付けてしまったトラブルがありました。

子供がマジックを持ったまま、かくれんぼをしてしまったそうです。

泣くに泣けないトラブルですね。

 

インクは、家庭で処理出来ないシミの1つではないだろうか?
水だけでは絶対に取れないし、いきなり漂白しても基本的にに取れない。
また、僕の経験上だが油性インクよりも水性インクの方が取れにくい。
油性は、有機溶剤や染み抜き剤でかなり落とすことが出来るのに対し、
水性インクは、物理的力を必要とするものが多いのです。
よく、「水性インクだから家で洗ったら取れる?」って聞かれますが、取れません!
床などに付いた場合は、水で落ちる場合が多いんですが、衣類に付くと大変です。
生地に、顔料が刺さるんです。そうすると、中々出てこない。
実際、僕も取れなかった水性マジックのシミがあった。
本当に、寝れなかったね。悔しくて。化学繊維であれば何とかなるのですが、
それは、綿の厚地のジャケットでした。かなり薄くはなったんですが、
白色のジャケットなので、着用は厳しいと思い返品しました。
ゲルインクが落ちる!とかって薬品とかも買いましたが、やっぱり騙された。ちくしょー。
そんなにうまい話は無いですよね。やっぱり。。。

  before         afterインク染み抜きインクの染み抜き2 

 

 

今回のトラブルは、クリーニング店で中途半端に処理してしまった油性インクのシミです。

油性インクは、取れなかった記憶が無い。でも、多少薄く残ったことはある(笑)
今回のインクは、意外と簡単に除去出来た。

残った色素は還元漂白ではなく、酸化漂白だ。
結構、染み抜きは流派によってバラバラだと思う。
僕は、以前から言っているが「いいトコ取り流」なのだ。
自分で色々やってみて、「これはいい!」って物を集めている。
集めているって表現は変かな?うまく言えないが、「独自の染み抜き方法の組み立て」なんです。
蛍光ペンのシミは、以前まで僕の中でとても手ごわいシミだった。
しかし、剥離剤の存在により除去率が大幅にUPした。やはり研究は大事!
赤色系のシミには、基本的に酸素系漂白剤は効かない。
還元漂白が有効なのだが、還元漂白は色が抜けてしまう。
「染色補正すれば良いじゃん!」って言われそうだが、染色補正は本当に時間がかかるのだ。
「なんとなく判らなくする」のは意外と簡単なのだが、「100%わからなくする」
これを追求すると、時間の下敷きとなってしまう。
染色補正が出来る人ほど、色を抜かないようにするものなのだ。
めんどくさいの判っているからね(笑)