2007 3月 6 のアーカイブ

セーターの脱色

最近、家庭で染み抜きをする人が増えています。   

確かに、キレイに問題なくなるものも多くあります。

しかし、今回のトラブルは家庭用染み抜き剤での脱色トラブルです。

染み抜き剤の中には、酸素系漂白剤が入っているものも多く

シルクや毛に使用すると、脱色する恐れがあります。

 

また、グレーの脱色というのは非常に難しい部類になります。

脱色は、もちろんクリーニングでは直りません。

部分染色が必要ですね。

 

キレイに、色が抜けてしまったジャケットの修正です。

脱色の種類は色々ありますが、今回の脱色は間違いなく汗によるものですね。

汗での脱色の場合、汗そのもので脱色してしまう場合もありますが

意外と多いのが、汗+摩擦による脱色です。

今回の脱色は、汗そのもので脱色したので毛羽立ちもほとんど無く

キレイに仕上がりました。

毛羽立ちが目立っている脇の脱色は、100%修正は難しい場合が多いですね。

 

ご家庭で、カビ取り剤やキッチンハイターを使うことは多いと思います。

しかし、それらは塩素系漂白剤に分類され、非常に強い漂白効果を持ちます。

衣類に飛ぶと脱色する事も!

塩素系漂白剤を使用する時は、一張羅は禁止ですね。

 

また、塩素系漂白剤で脱色した物は染料が非常に付きにくく

完全に治らない場合も多々あります。

今回のズボンは、範囲がとても小さかった為、ほぼ完全に治す事が

出来ました。

※広範囲にわたり、塩素系漂白剤で脱色した場合は染め直しが必要です。

 

  before         afterズボンの脱色A  

ズボンの脱色B

 

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