学生さんから、脱色したバーバリーのシャツが送られてきた。
品物が到着し、学生さんに電話をかける。
「これは、ほとんど判らないぐらいまでは十分直りますよ!」
「ホントですか?良かった〜。」
この学生さんは、しっかりとした人でとても好感が持てた。
無駄な話も、かなりしてしまいました(笑)
なんか嬉しくてね。ゴメンナサイ。。。
「まだ数回しか、着ていないシャツで、同じ物はもう販売されていないのです。」
その言葉にガゼンやる気が出た。
確かに、柄はよくあるバーバリー柄なのだが、デザインが変わっている。
「学生さんで、ふんぱつして買ったんだろうな。これは高くは取れないな。」そう思った。
こういう事をしてはいけないんですよね。本当は。
シミ研の料金の基準でキッチリしなければいけないのだが、
情っていうか、まあ学生割引です(笑)
脱色の直しは、料金を貰わないと合わないんですよ。
かかる時間が、ハンパではないですからね。
脱色箇所がオレンジになっていますから、染色のベースは反対色の青です。
しかし、これも青単体では直りません。
緑3・青紫2・赤1・黄色1の割合で、
濁った青を作り色が合った事を確認してピースで一気に吹きます。
緑+青紫=青です。
僕は色がけに数学を使って教えます。
緑1・青紫・赤1・黄色1=黒(グレー)な訳です。
そうすると
緑3・青紫2・赤1・黄色1 = 緑2+青紫1+グレー という方程式になりますね。

  before         after脱色の修正脱色の修正2  ↑クリックすると大きいサイズで表示されます

学生さんにえらく褒められた僕は、嬉しくなるのと同時に
僕の就職活動についても思い出した。
僕はHPでも、ラジオでも「1つ屋根の下」というドラマの影響でクリーニング店に就職しました。
と、よく言っている。
今の学生さんは、江口洋介の1つ屋根の下は知らないだろうな〜。 

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