やっと札幌にも暑い季節がやってきた。

お盆ぐらいまでは、夏を楽しめるだろうか。
佐藤家は、次女がアトピーなので良く海にいく。

海水はアトピーに良いと聞いてから、暇を見つけては海に行っている。

次女のアトピーは、ステロイド治療を止めてから悪化したが、

現在はかなり回復している。

脱ステロイドに成功した。顔のアトピーは全く無くなり、腕に少しだけになった。
そんな訳で、先週も海に行きました。

長女、次女共に泳げないので、砂浜で山を作ったり

ちゃぷちゃぷと水を掛け合ったりして遊んでいる訳です。

そして、もう一つ大好きな遊びがある。

それは、貝を拾うことです。

次女と長女が砂浜を掘れば、アサリや白貝がいっぱい出てくる。

実はこの貝、僕が買ってきた物で、子供たちが見ていない間に

こっそり砂浜に埋めているのだ。

 

 

まあ、バカ親だ(笑)

いつもは海に行っても、あまり人が居ない。

でも、先週はかなり暖かく海水浴の人が沢山居た。

これを計算に入れなかった僕に悲劇が訪れる。

 

 

僕は、子供たちが砂山を作っているときに、

いつものようにこっそりと貝を埋める。

大体4〜5箇所に分けて埋め、目印に小石を置く。

そして、「んん〜!この辺に貝いそうだな〜」と子供たちに言うのだ。

子供たちは、「本当だ〜!」と嬉しそうに貝を拾う。
ここまではいつも通り。

何も変わりは無い。
でも、今回は横に大学生だと思われる集団がおり

その様子を見た1人が
「あの子供、はんぱねえ!!!!!!」
と大声で叫んだのだ。
最初は僕も、「ふふふ」って感じだったのだが

次第に雲行きが変わる。

 

「ここ貝あるぜ!みんなで探そうぜ!」
えええええええええええええええええ
無いって、無いって

海の中や波打ち際なら判るけど、こんな乾いた砂浜に貝が居るわけないでしょ!

これは買ってきたんだって!

言おう言おうと思うのだが、学生パワーの前にヘタレになる。。。
学生の中で流行っているのか、「はんぱねぇ!」という言葉が飛び交っている。

もう言えない。言ったら暴行されるかもしれん。

 

そう思った僕は、撤退の支持を子供たちに出す。

「え〜」とブーイングの中、荷物をまとめ帰り支度をする。
その時、ビキニを着たお姉さんが子供たちに話しかけてきた。

「すごいね、貝はどうやって見つけるの?」

「んんとね、パパがある所を教えてくれるの」
僕は下を向いていたが

明らかに視線を感じる。

ぐあああ。見ないでくれ〜。

 

「あなたにもアワビついてるじゃないですか!」と

オヤジギャクを言おうと思ったとか、思わないとか(笑)
その時、学生さんの1人が叫ぶ。

 

「はんぱねえ!貝ガッツリ見つけた!」
「ええ!!!そんな訳ないじゃん!」と、僕は思ったが次の瞬間「あ!」と思う。
「それ!オレが埋めた貝じゃねえか!!!!!」
スーパーでワンパック600円もするんだぞ!返せ!

もちろん言えません。

言えないですよね(笑)

 

その後、学生さんはしばらくその辺を探し、諦めたみたいだ。

そして、ビールを飲み焼肉をはじめた。

「いいな〜俺もそっちに入れてくれ〜」と思いながらも

僕は、ほっと胸をなでおろす。

 

子供たちは、僕をじっと見ている。

明らかに動揺している僕を、観察するかのように。

はっと思った僕は、子供たちに声をかける。

 

「貝焼いてたべようか?」

「うん、食べよう食べよう!」

何で子供って、あんなに嬉しそうな顔が出来るのだろうか。

僕は、車に常備してある七輪に火を入れる。

 

 

 

 

今回の事は、とても勉強になった。

人間、目の前で起きた事は疑わない。

「これからマジックショーしますよ!」とかって言えば

「タネを見つけてやろう」とも思うだろうけど。

 

 

けど、何であの時「この貝は僕が埋めたんですよ。この辺に貝は無いですよ」

って言えなかったんだろう。

情けねぇパパだ。
今後、誤解を招く行為には、十分注意します。

 

 

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